流体計測のパイオニアツクバリカセイキ株式会社

NEWS お知らせ

  • TOP
  • お知らせ
  • 低レイノルズ数におけるノズル流量関係の研究
2023.01.05
  • 大学との共同研究

低レイノルズ数におけるノズル流量関係の研究

概要 差圧式の流量計測では、その流量係数はRe数に依存することが知られています。
多くの場合、使用出来るRe数範囲は104~106程度の範囲となっています。
差圧式流量計の寸法と適用流速を適宜に定めることにより、複数のノズルを使用して、広範囲での流量計測を可能としています。
(この場合、差圧を計測する範囲を共通にして、装置のコストパフォーマンスを高めています。)
但し、風量が小さくなると必然的に形状寸法も小さくなり、製作上の寸法精度を維持することは困難になります。
研究内容 本研究では、寸法の異なる複数のノズルを共通の差圧範囲で使用したとき、小流量でのノズル流量係数の変化がどのようになるのか明らかにし、低レイノルズ数におけるノズル流量係数の決定を行いました。
研究成果 マイクロファン等の微小風量領域において、ノズルを使用した流量計測が可能になりました。 これに伴い、弊社製品の微少風量測定装置を一新し、F401-400/1000Lを商品化しました。
参考論文 法政大学 小山 佳吾氏
2021-03-24 スモールファンの性能・騒音測定に用いるマルチオリフィス式PQテスターおよび音響プレナムの性能評価
概要
差圧式の流量計測では、その流量係数はRe数に依存することが知られています。
多くの場合、使用出来るRe数範囲は104~106程度の範囲となっています。
差圧式流量計の寸法と適用流速を適宜に定めることにより、複数のノズルを使用して、広範囲での流量計測を可能としています。
(この場合、差圧を計測する範囲を共通にして、装置のコストパフォーマンスを高めています。)
但し、風量が小さくなると必然的に形状寸法も小さくなり、製作上の寸法精度を維持することは困難になります。
研究内容
本研究では、寸法の異なる複数のノズルを共通の差圧範囲で使用したとき、小流量でのノズル流量係数の変化がどのようになるのか明らかにし、低レイノルズ数におけるノズル流量係数の決定を行いました。
研究成果
マイクロファン等の微小風量領域において、ノズルを使用した流量計測が可能になりました。 これに伴い、弊社製品の微少風量測定装置を一新し、F401-400/1000Lを商品化しました。
参考論文
法政大学 小山 佳吾氏
2021-03-24 スモールファンの性能・騒音測定に用いるマルチオリフィス式PQテスターおよび音響プレナムの性能評価
お問い合わせ

製品に関するご質問・ご相談など、どうぞお気軽にお問い合わせください。
WEB会議でのお打ち合わせや、デモンストレーションのご対応も可能です。