PRODUCT 製品紹介
- 流速を測る
- 圧力を測る
特殊ピトー管・プローブ
装置概要
流速計測の代表的ピトー管、標準品の JIS 型以外にも海外規格、目的・用途に応じご提案から設計製作まで行っております。
事例紹介
可動フランジ付ウエスタン型ピトー管
ウエスタン型ピトー管は、流体内のダストの影響を受けにくいため、一般的に排ガス流量計測に用いられます。
本器は、ウエーク板を全圧孔と静圧孔の間に設置することにより、ピトー係数の安定性が改善されました。
(参考値:流線との相対角度±20°の範囲において、角度0°に対するピトー係数の偏差が±1%以内(風速24m/s時))
境界層型ピトー管
物体表面近傍において、粘性により流速が比較的遅くなる範囲を境界層と呼びます。
この薄い層域内で流速を測定する場合、物体表面と測定箇所の距離や、測定プローブ本体による流れへの影響を考慮する必要があります。
本器は、楕円状の全圧孔をもつ全圧管と極細の静圧管を並べることで、流れへの影響をできるだけ小さくしています。
その他にも、全圧管のみ、微動トラバース装置付属など、様々な形式のものを製作しています。
櫛(くし)型ピトー管
広範囲の流速分布を同時に測定する場合や、JIS B 8330のピトー管での流量計測法など、測定断面の平均流速を求める場合に用いられます。
F-312多点圧力変換器、計測ソフト(LabVIEW)と組み合わせた多点計測システムも製作しています。
価格表
都度見積
オプション品
ピトー管・ヨーメータ測定用途として様々なオプション品をご用意しております。自動のトラバース装置などカタログにない製品もお客様のご要望に応じて製作していますので、お気軽にご相談ください。
校正サービス
精度の高い流速計測を行うためには、ピトー管の定期的な校正が必要となります。
ツクバリカセイキでは、トレーサビリティの取れた校正システムを用いてピトー管の校正を行っております。